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明るい節目へ〜一石

by 佐々木 志峰

新たな年が明け、一日一日が流れるように経過している。1月もあっという間に終盤を迎える。2026年。7月4日は米国の独立宣言から250周年となる大きな節目の年。だが毎年と変わらず希望を持って一年を過ごしたいところで政治的分裂がさらに鮮明となり、国内外で起こる騒乱も不安を増幅させる。そんなスタートとなってしまった。

米国独立の年と同じ1776年の日本の出来事を見てみた。江戸幕府で10代将軍となる徳川家治の時代。それまで150年以上続いていた江戸時代の真最中。調べてみて多く取り上げられていたのは、学者の平賀源内がエレキテル(静電気発生装置)を復元したということ。米国が誕生したばかりだけに、日米をつなぐ歴史的なイベントが起こるのはまだ先のことだった。

まだ多くの人にとってなじみ深く、記憶も深い昭和時代。1926年12月25日に始まった元年から今年で満100年になる。また、100周年を迎える日本企業は3千社を超えるそうだ。日系関連としては、第二次世界大戦中の日系人強制収容へつながった大統領令9066号の正式廃止が50年前の1976年だった。1942年の発令日と同じく2月19日だった。

振り返ればあっという間だった2025年。日本では日本漢字能力検定協会による「今年の漢字」で「熊」が1位だったそうだ。全国各地で熊の出没が増え、一般生活に危険が及び社会問題化したとも。パンダ(熊猫)を巡る日中外交も含まれるようだ。2位に「米」。価格高騰、そして米国がもたらす影響。3位に「高」。高市早苗首相の就任や株高などもあるだろうが、物価高、最高気温の記録更新などもあるという。これらは今年も変わらず大きなテーマとなってくるだろう。

25年という節目のような1年で「新(9位)」、「初(10位)」という漢字もあった。AIという新技術、新時代、そして初の女性首相誕生、イチロー氏の米国野球殿堂入りをはじめスポーツ界における初もあった。

今年は2月にさっそく注目の冬季五輪を控える。「新」、「初」、そして「金」もあるか。明るい話題を多く目にしたい。