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米マイクロソフト、レドモンド・キャンパス拡張 2,500人の雇用創出

米マイクロソフトが11月28日、本社を置くレドモンドにあるメイン・キャンパスの拡張を発表した。18の新しいオフィスを追加し、現在イースト・キャンパスにある12の建物を建て替え、他既存社屋の改装を来秋にも開始する予定だ。

この計画は同社キャンパスの近代化が狙い。最大1万2,000人を収容する2エーカーの多目的屋内スペース、レドモンドの東西を結ぶSR-520の自転車/歩行者専用道路の整備(2020年まで)、ランニング/ウォーキング・コースといったスポーツ施設などの多目的屋外スペース、マイクロソフト・ストアと小売店やレストランなどの商業スペース、歩行者専用ゾーンと地下駐車場施設の充実、リンク・ライト・レール駅の設置(2023年まで)が予定されている。総工費1億5,000万ドルをかけ、交通インフラ、公共スペースや緑地帯を整備する。

ブラッド・スミス社長は「世界、そして業界で最も近代的な職場づくりをすることで、従業員にとって最高の職場を生み出せる」と同社公式ブログで目的を述べた。この大規模プロジェクトは、キャンパスの向上だけでなく、将来的にワシントン州とキャンパスのあるコミュニティー、そして従業員たちをつなげるもの捉えている。

今回の建設に当たっては2,500人の新規雇用を創出し、完了までに5〜7年かかるとしている。

(文:小林真依子)

編集ライター。金融機関で勤務の後、留学のためシアトルへ。毎日の小さな「オモシロイ」を求めて日々シアトルを探索中。テクノロジーの町にいながらアナログを楽しむ関西人。