1964 年2月24 日号より
今では日本人選手が数多く活躍するようになった大リーグだが、1964年当時はまだ夢のような舞台だった。南海ホークスに所属する村上雅則、高橋博、田中達彦の若手3選手が経験を積むためにサンフランシスコ・ジャイアンツのマイナーリーグに所属。村上選手はその後、マイナーリーグでの活躍が評価されてシーズン後半に大リーグへ昇格、初の日本人大リーグ選手として65 年シーズンまでプレーしたあと日本へ帰国した。所属チーム先に日系人居住者の多いチームを選ぶといった配慮が記載されており興味深い。
(N・A・P)