Home 日系移民の歴史 あの日の北米報知 あの日の北米報知 第 24...

あの日の北米報知 第 240 回

1965 年 8 月 15 日号より

地元出身の二世、父親は第二次世界大戦前の邦字紙「大北日報」に勤務したというルシアス・ホリウチ(堀内)氏に関する記事が掲載された。米政府の外交官としてフィリピンに初の日系書記官としての赴任が記されている。同氏は本紙事務所を訪問、国務省での日系職員は増えているが、外交官などの特務職では、まだ日系人が少ないと語っている。

(N・A・P)

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。