シアトルのスタートアップ企業と日本企業とをつなぐAIイノベーション・ミートアップが、イノベーション・ファインダーズ・キャピタル(以下IFC)、ワシントン州商務省、在シアトル日本国総領事館、日本貿易振興機構(JETRO)、国際ビジネスを専門とする法律事務所のオリックの共催により、10月16日に総領事公邸で、同17日にコロンビア・タワーで開催された。
同イベントは、IFCが2016年に発足してから四半期ごとに開かれ、今回で14回目となる。日本から参加したのは、大日本印刷や三菱東京UFJ銀行、クボタなど10社。初日に開催されたピッチ会では、AIを使った新システムの導入やグローバルビジネス発展への意気込みを伝えた。
シアトル側のスタートアップ企業は、モバイル向け手書きサイン認証システムを開発するアシーニョや、産業用ワイヤレスセンサーを設計するエスエスティー・ワイヤレスなど9社が集結。新たなビジネスパートナーの獲得を目指し、日本企業に向けそれぞれの新技術をアピールした。
(小川祐理子)