シアトル市のエド・マレー市長は2 日、環境対策経済発展などにおける覚書協定をメキシコシティーと結んだことを発表した。同市長は「開かれた街」シアトルを維持するため、世界各地の自治体との協力体制を進めていく意向を見せている。
覚書では▽温暖化、二酸化炭素排出の削減、環境保護の対策についてお互いに学ぶ▽貿易、経済、情報科学など両都市が抱える課題に関する相互研究▽両都市でのビジネス展開、投資を支援▽市政府間のコミュニケーション強化▽両都市間の将来へ向けた良好な関係作りを行うことが約束された。
同覚書はマレー市長就任以降で、深セン市の2 件、杭州市に続いて4件目となる。同市長はメキシコシティ―で開催されているC40市長サミットに参加、世界各国主要都市における温暖化環境対策の議論に参加している。
シアトルと姉妹都市提携を結ぶメキシコの自治体はマサトラン市で1 9 7 9 年締結。
(N・A・P)