ジャパンフェアでセミナー
「ファミリー・ヒストリー探求 ~日系移民として生きた祖父を追って」
オンライン開催される今年のジャパンフェアで、本紙がZoomセミナーを提供する。プレゼンターは、昨年まで「新舛與右衛門ー祖父が生きたシアトル」を連載し、今年5月から新連載「北米時事から見るシアトル日系移民の歴史」を執筆する新舛育雄さん。
「新舛與右衛門ー祖父が生きたシアトル」執筆の背景となった、日本大学通信教育部史学専攻での卒業論文研究について、シアトル日系移民だった祖父母と父親の遺品調査、親族からの口頭の聞き取り、文献調査を織り交ぜて進めた研究過程を解説する。「北米時事から見るシアトル日系移民の歴史」は、本紙前身で1902年から1941年まで発行された『北米時事』のデジタル・アーカイブを調査して執筆する新連載で、同連載についても紹介される。
プレゼンテーション後には、ワシントン大学アメリカ民俗学部のゲール・ノムラ教授を交えてのパネル・ディスカッションも行い、ファミリー・ヒストリー研究について議論する。本紙編集長の室橋美佐が通訳兼ファシリテーターとして加わり、セミナーは日英バイリンガルで開催される。
開催日時は、6月26日(土)午後5時から5時45分まで。参加は無料だが、事前登録が必要。
セミナーの題材になる連載記事は、本紙ウェブサイトから閲覧できる(https://napost.com/ja/author/shinmasuikuo)。
(N・A・P)