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「和の鉄人」森本正治シェフ IDに新店舗オープン

9月5日にオープンした店舗 (写真:加藤 瞳)

人気テレビ番組「料理の鉄人」3代目和の鉄人として知られる森本正治氏がニューヨークとワイキキで展開する「モモサン(Momosan)」の3店舗目が、9月5日にインターナショナル・ディストリクトでオープンした。場所は、宇和島屋シアトル店に隣接して2016年に開業した複合商業ビル、パブリックスの1階。

広島県出身の森本氏は、高校卒業後に寿司職人として修業を始め、1985年にアメリカに渡り、ニューヨークの高級日本料理店「ノブ」で総料理長を務めるなどの実績を積んだ。テレビ番組出演で知名度を得た後は、自身の名前「モリモト」を店舗名とするレストランを展開し、現在は世界で16店舗のレストランを経営している。マリナーズが毎夏行う「ジャパニーズ・ヘリテージ・ナイト」の始球式で登板するなどシアトルとの縁も深い。昨年9月の本誌インタビューには、「シアトルは大好きな街。おいしいシーフード、フレンドリーな人たち、そして何と言っても、日系コミュニティーの大きさが魅力的。インターナショナル・ディストリクトは、日系コミュニティーとのつながりが深く、現在は再開発が進む場所。この出店により、ますます活気を出せればいい」とコメントを寄せた。

メニューには豚骨ラーメンやタンタン麺などのラーメン類のほか、ダック・タコスやポテト・サラダなどの小皿料理、韓国風丼のブリバップやチャーシューバップ、焼き鳥、焼き魚、ロール寿司などがそろう。現在は午後5時から午後11時までのディナー営業のみだが、ランチ営業もオープン予定。詳細はレストランの公式ウェブサイト(http://momosanseattle.com)に掲載されている。アパートやコンドミニアムの建設が急増するインターナショナル・ディストリクトに、新しいにぎわいを呼び込みそうだ。

(室橋美佐)

北米報知社ゼネラル・マネジャー兼北米報知編集長。上智大学経済学部卒業後、ハイテク関連企業の国際マーケティング職を経て2005年からシアトル在住。2016年にワシントン大学都市計画修士を取得し、2017年から現職。シアトルの都市問題や日系・アジア系アメリカ人コミュニティーの話題を中心に執筆。