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ミネドカ国立歴史地区が20周年、 デンショーが25周年

ミネドカ国立歴史地区が20周年、デンショーが25周年

パシフィック・ノースウェスト地域日系コミュニティーの2つの活動が、今月に節目を迎える。先ずはミネドカ国立歴史地区(Minidoka National Historic Site)。シアトルを含めるパシフィック・ノースウェスト地域の日系人の多くが強制送還されたミネドカ収容所の跡地が、米国の国立歴史地区(National Historic Site)として指定されたのが2001年1月17日だ。20周年となる今月17日には、国立公園局とフレンズ・オブ・ミネドカが、オンラインでパネル・ディスカッションと映像放映を行った。テーマは「ミネドカ帰還者パネルディスカッション」「ミネドカ国立歴史地区のオリジナル・ストーリー」「ミネドカ巡礼のオリジナル・ストーリ」の3部で、それぞれがフレンズ・オブ・ミネドカのフェイスブック・ページで動画を閲覧できる:https://www.facebook.com/FriendsofMinidoka

もう一つが、シアトルを拠点に活動するデンショー(DENSHO)だ。日系人、日系アメリカ人の歴史をデジタル保存するプロジェクトを続けるデンショーは、創世期のマイクロソフトで務めたオキ財団のスコット・オキさんや同団体エグゼクティブ・ディレクターを務めるトム・イケダさんらが25年前に発足した。25周年を記念するイベントやプログラムについて、これからアナウンスがある予定だ。

(N・A・P)

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。