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日本酒文化、米国で食事との相性抜群

「米国で日本酒をもっと広めたい」――。そのような思いから発案された日本酒啓蒙イベント 「Sake Live Seattle」が2月21日、大村昌弘総領事公邸で行われた。参加者は日本の蔵元で作られた日本酒や、シアトル近郊の蔵元の酒、またそれぞれに合うさまざまな西洋、和洋折衷料理を楽しんだ。

在シアトル日本国総領事館とJETRO協力のもと行われた同イベントは今回が初めて。シアトルを拠点とするレストランの経営者や関係者など、約35名が招待された。

「酒侍」ことマーカス・パキサー氏は、「日本酒はワインよりも食べ物との相性がよい」と、和食だけではなく西洋料理とのペアリングも楽しめるお酒として、醸造過程や使用する米について語った。

参加者は、当日得た知識をもとに、日本酒と西洋料理との食べ物のペアリングを楽しんだ。

(記事・写真 = 大住磨緒)

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。