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和心会の活動と功績を祝う会が開催

日本の古典や文学、文化の研究を支援するワシントン大学附属のボランティア団体「和心会」の日本研究への貢献を祝う歓迎会が、8月12日、在シアトル日本国総領事稲垣久生氏の主催で行われた。学部長のダイアン・ハリス氏が開会の辞を述べた後、ゼブ・ヘンデル学科長、ポール・アトキンス教授、和信会委員のレスリー・ヤマダ氏による挨拶が続いた。レセプションでは、新たな始まりを祝う日本の伝統儀式、鏡開きが行われ、ジェフリー・リーディンガー副学長による乾杯が行われた。このパフォーマンスに使用された日本酒は、福島県出身でシアトルを拠点とする白藤酒造が製造。イベントには、学界やコミュニティの代表者や日本研究の支援者が多数出席した。

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。