Home 日系コミュニティー シアトル桜祭が初のオンライ...

シアトル桜祭が初のオンライン開催

ジェフ・チバ・スターンズ氏のアイデンティティをテーマとする映像作品(2020年)

シアトル桜祭が初のオンライン開催

コロナ禍で自宅から楽しむ文化の祭典に

新型コロナウイルスの影響により、オンラインでの開催が決定していた今年のシアトル桜祭・日本文化祭。もともと開催が予定されていた4月26日から28日までの3日間に、イベントの公式ウェブサイト(www.cherryblossomfest.org)とFacebookページで特別に用意された動画が上映された。蕎麦や南蛮漬けなど日本料理の作り方の紹介から、華道や茶道などの伝統文化の紹介、風呂敷の使い方、英語での日本昔話の説話など、10~30分ほどの多種多様なプログラムが各日午前11時から午後3時まで公開された。
日本の茶道文化の歴史や、華道家の海外での活躍を伝える映像
初日の午前中には50名程がオンライン上に参加していた。初日11時に開始予定だった開会式は、最初の50分ほど映像が流れず、急に決定した初のオンライン開催ながらのトラブルも。しかし1時間ほどでオンライン映像が流れるようになり、ジェフ・チバ・スターンズ氏による映像作品『What Are You Anyways?』などが無事上映された。過去の桜祭で行われたJAXAの宇宙飛行士、山崎直子さんとシアトルの子どもたちとの対談イベントの様子を含む多数のプログラムもその後に放送された。
ローリー・ツガワさんによる昔話『ねずみの嫁入り』の説話
イベント2日目の冒頭には、初日開会式で挨拶を予定していた在シアトル日本領事館の山田洋一郎総領事が登場し、新型コロナウイルスと戦う医療従事者や必要不可欠な職業で今も働き続けている人たち、そして州、市、郡のリーダーなどに感謝の言葉を述べた。また、「この局面をどう乗り越えるかにより、私達の本当の姿が示されます。今は穏やかな気持ちで家で過ごすことが大切な時期です。文化こそが、心のゆとりを持つために大切な役割を担います。桜祭りのライブ・ストリーミングを取りまとめて下さった主催者代表の佐々木タヅエさんやスタッフの皆さまに感謝申し上げます」と語った。
弘前市で桜を育て、管理する「桜守」の仕事が紹介された
同じく初日開会式で挨拶を予定していたシアトル市のダーカン市長からは、放送中にメッセージが掲載された。市長は開催者への感謝の言葉を述べると共に、「文化の祭典は、これまで受け継いできた伝統を感じ、その文化ならではの景色や音色を友人や周りの人たちと共有して感謝する機会を与えてくれます。桜祭りが、今のこの難しい状況を突き進むため、心を励ます手段になれれば」と、コロナ禍での開催の意義が伝えられた。 3日間のシアトル桜祭・日本文化祭の動画は、公式Facebookで現在も公開されている。自宅で時間をすごすことの多い今、ぜひ楽しんでみては。 https://www.facebook.com/Seattle-Cherry-Blossom-and-Japanese-Cultural-Festival-252804314780910/videos/