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シアトル・シンフォニー 「大統領令9066号」80年記念イベント

シアトル・シンフォニーが1月27日(木)と29日(土)、第二次世界大戦中にフランクリン・ルーズベルト大統領(当時)が日本人と日系人を強制収容する「大統領令9066号」を発令してから80年を記念するコンサートを開催する。ベナロヤ・ホールで行われる約1時間40分の同コンサートは、シアトル生まれの日系アメリカ人でマルチ・インストゥルメンタリストのキシ・バシ氏と、デンマーク出身の指揮者トマス・ダウスゴー氏率いるシアトル・シンフォニーが協演するもの。楽曲は、日系アメリカ人の作曲家、ポール・チハラ氏によるものも含む。

また、コンサート当日及び2月19日には「大統領令9066号の写真」展が、ベナロヤ・ホール内にある音楽とデジタルの融合を表現するスペース「オクターブ9」で展示される。映画監督のJJガーバー氏とキシ・バシ氏によるコラボレーション作品で、マルチメディアの展示作品には日系の非営利団体デンショーによるオーラル・ヒストリーの放映なども含まれる。

EO9066コンサート

日程:1月27日(木)7:30pm~、29日(土)8pm~
料金:$39〜 (写真展入場料を含む)

大統領令9066の写真(Pictures of Executive Order 9066)展

日程:1月27日(木)11am~1pm、5pm~7pm、29日(土)1pm~7pm、2月19日(金)1pm~7pm
料金:$12
場所:Benaroya Hall (200 University St., Seattle)
問い合わせ:☎206-215-4700、tickets@seattlesymphony.org
チケット・詳細: www.seattlesymphony.org

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。