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愛媛物産展、積極PR 日本食普及イベント開催

 宇和島屋での愛媛物産展が賑わいを見せた当地。大村昌弘総領事公邸では16日、愛媛県をはじめとする食品、酒類を紹介するPRイベントが催された。日本食の展示、試食を通し、日本産品の理解促進、プロモーション、また日本文化の魅力発信が図られた。
 当日は愛媛県にゆかりを持つ地元スーパーを経営するモリグチ家から、トミオ・モリグチ本紙発行人があいさつ。ワシントン州のサイラス・ハビブ副知事が乾杯の音頭を取った。
 日本食普及の親善大使の末次毅行氏が日本食を提供。モーゼスレイクのコロンビア・ベイスン職業訓練学校での同氏の生徒も協力した。ワ州の姉妹州、兵庫県もブース展示などにより物産PRを行った。
 日本政府は日本の農林水産物、食品の輸出拡大に加え、訪日観光客の増加を目指すべく、普及活動を積極的に行っている。農林水産物、食品の輸出額1兆円の目標達成を、2020年から1年早くすることが昨年に発表されている。
 同日午前には日本貿易振興機構(JETRO)と連携し、食品安全強化法セミナーが実施された。

北米報知社ゼネラル・マネジャー兼北米報知編集長。上智大学経済学部卒業後、ハイテク関連企業の国際マーケティング職を経て2005年からシアトル在住。2016年にワシントン大学都市計画修士を取得し、2017年から現職。シアトルの都市問題や日系・アジア系アメリカ人コミュニティーの話題を中心に執筆。