静岡県の杉本製茶の支社としてシアトルにオフィスを構えるスギモトアメリカが、同社主力商品の一つである「ほうじ茶」でベスト・ホット・グリーンティーを受賞した。同賞は、6月上旬にラスベガス・コンベンション・センターで開催されたワールド・ティー・エキスポ2017期間中に、グローバル・ティー・チャンピオンシップとして開催された品評会で最多数の投票を得たもの。1000点以上の商品がホット・ブラックティー、ホット・ハーブティー、アイスティー、そしてホット・グリーンティーを含む8つのカテゴリーに分けられ、味、香り、見た目の美しさなどを各カテゴリーの専門家達が評価して投票した。
日本国内の品評会でも数多くの受賞に輝いてきた杉本製茶。2005年にシアトルで創立されたスギモトアメリカの杉本恭平社長は、「日本茶の素晴らしさを世界に伝えたいと頑張ってきました」「今回の受賞は、(我々のアメリカ市場展開の)マイルストーンになります」と喜びを同社プレスリリースで伝えた。杉本恭平氏は杉本製茶創設者杉本善一氏の孫にあたる同社3代目。善一氏の創業から地元静岡の農家と深く結びついている。「地元静岡の農家と自然環境維持をサポートしていきたい」と伝えた杉本社長は、有機栽培農家との直接契約によって、これからも高い品質の商品を出していくという。
(情報元:スギモトアメリカ)