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ターキー・キムラ氏が永眠 ブルース・リーと交友

ターキー・キムラ氏が永眠
ブルース・リーと交友

日系2世の武闘家、ターキー・キムラさんが1月7日、カリフォルニア州の自宅で逝去した。享年96歳。

ワシントン州クララムベイで生まれたターキーさんは、故ブルース・リーの一番弟子として知られ、リーが他界するまで2人の親交は続いた。

30代半ばのターキーさんが当時18歳だったブルース・リーと出会ったのは1959年。リーが独自に発展させた武術、ジュンファン・グンフー(ブルース・リー流中国拳法の意)の指導拠点となる道場、振藩國術館の創設に深く関わり、直弟子としてリーを支えた。その後もリーの結婚式でベストマンを務めるほど、2人の絆は深かった。ターキーさんは、リーの葬儀の際も出棺時に棺を担いでいる。

ターキーさん自身も、ブルース・リーが出演した映画やドキュメンタリー番組などへ多く出演している。

(シュレーゲル京 希伊子)

フリーランス翻訳家・通訳。外務省派遣員として、92年から95年まで在シアトル日本国総領事館に勤務。日本へ帰国後は、政党本部や米国大使館で外交政策の調査やスピーチ原稿の執筆を担当。キヤノン元社長の個人秘書などを経て、国連大学の持続可能な社会の構築をめざす産官学イニシアティブに従事。2014年からシアトルへ戻り、日本語イマージョン小学校に通う一人娘を育てながら、 ITから文芸まで幅広い分野の翻訳をてがける。主な訳書は、金持ち父さんのアドバイザーシリーズ『資産はタックスフリーで作る』トム・ホイールライト著(筑摩書房)など。ワシントン州の他に、マサチューセッツ、ジョージア、ニューヨーク、インディアナ、フロリダなどに居住し、米国社会に精通。趣味はテニス、スキー、料理、読書。