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ジョンソン・エンド・ジョンソン製ワクチン接種と血栓のリスクについて

ワシントン州保健局よりCOVID-19ワクチン情報(11月12日)

ワシントン州居住者および就労者は、ビザ・ステータスや市民権、保険の有無に関わらず、対象年齢であれば誰でも新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンを無料で接種することができます。

ジョンソン・エンド・ジョンソン製ワクチン接種と血栓のリスクについて教えてください。

ジョンソン・エンド・ジョンソン製ワクチンを接種した後に血栓症が起きた事例数は、その接種数全体に対して非常に少ないものです。また、血栓症の発症リスクに関しては、女性向け避妊薬使用時よりも低いとされています。ただし、18歳から50歳までの女性は、他の性別や年齢層との比較において、ジョンソン・エンド・ジョンソン製ワクチンを接種した後に血栓症を起こす確率が高く、場合によっては死に至る可能性もあります。不安があれば、主治医に相談するか、モデルナ製やファイザー製のワクチンを接種するようにしてください。なお、CDC(米疫病対策センター)は、低用量ピルや避妊リングなどのホルモン剤を使用している場合に血栓症の発症リスクが高まるものの、その確率は低く、そうしたホルモン剤の使用を中止する必要はないとしています。

ワシントン州保健局からのCOVID-19およびワクチン日本語情報
www.doh.wa.gov/Emergencies/COVID19/Japanese

ワクチン接種予約が可能な医療機関の検索はこちらから
https://vaccinelocator.doh.wa.gov

問い合わせ:COVID-19情報ホットライン ☎1-800-525-0127

N.A.P. Staff
北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。