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JCCCWトモダチ昼食会

文= 佐々木 志峰

ワシントン州日本文化センター(JCCCW)によるトモダチ昼食会が3月31日にシアトルセンター内フィッシャーパビリオンで開かれた。活動支援のために約450人が参加した。
毎年地元コミュニティーや日米親善に寄与する関係者を讃えるトモダチ表彰は創業89年になる宇和島屋の歴代CEOへ送られた(写真英語1面)。3月に就任したデニス・モリグチ新CEOは「祖父母、父親、叔母、叔父、親戚の献身と会社の歴史に支えられていると実感しています」と語る。トモコ・モリグチ・マツノ前CEOは「家族、友人、すべてのお客様に感謝したい」と宇和島屋を支えてきた人々へ謝意を寄せた。
エド・マレー市長はモリグチ家、特にトミオ前会長のリーダーシップを讃え、同日を「トミオ・モリグチの日」として認定する宣言をした。
JCCCWの主な行事は年間でほぼ決められており、次は5月の子供の日の文化イベントとなる。また第二次世界大戦後の日系社会再生に貢献した同建物に焦点をあてた移動展「ハントホテル」が、5月7日までパイオニアスクエアのクロンダイクゴールドラッシュ国立公園博物館で公開されている。

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。