Home ニュース ビジネス ノルウェー・エアシャトル ...

ノルウェー・エアシャトル シアトル­・ロンドン間の低価格路線を就航

ノルウェーの航空会社であるノルウェー・エア・シャトルが、9月17日からシアトル・タコマ空港とロンドン・ガトウィック空港を結ぶ直行便を就航開始した。北欧を中心にヨーロッパ全土に幅広いネットワークを持つ同社は、長距離路線を低価格で提供するLCC(Low-cost carrier)として知られる。シアトル・ロンドン間航空券は、片道179ユーロ(約215ドル)から販売される。
同社チーフコマーシャルオフィサーのトーマス・ランダール氏はプレスリリースを通して「新たに路線拡大をしたシアトルは、ボーイング社の旅客機を使用するわが社にとって特別。以前からあったシアトルと欧州間を手頃に行き来したいという要望に、ようやく応えることができた」とコメントを発表した。また「ワシントン州は欧州において、ビジネスでも余暇でも行き先として非常に魅力的な都市」と述べ、今後もボーイング社と共にシアトルで雇用を創出していきたいとの意向を伝えた。
シアトル・タコマ空港の経営ディレクターであるランス・リトル氏も「旅行者に新たな選択肢を与えると同時に、ワシントン州地域における経済成長に多様な可能性を広げる」とコメントを出している。
シアトル・ロンドン路線には、ボーイング社の787―9ドリームライナーが採用された。同機は35席のプレミアムシートと309席のエコノミーシートの全344席が配置されており、従来機に比べ20%少ない燃料で運航できる。
(小林 真依子)

N.A.P. Staff
北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。