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シアトルの観光招致活動 関係者が日本訪問

シアトル観光のPR活動の一環として今週、関係者が日本を訪問している。26日付のピュージェット湾ビジネスジャーナル誌電子版によると、当地観光事務所Visit Seattle が東京、大阪を訪れ、メディア、関連企業、ビジネス関係者を招待してイベントを主催。老舗レストランのCanlis の関係者がコース料理を振る舞うなど日本人観光客のシアトル招致PRを行った。

同記事によると、Visit Seattle のトム・ノーウォーク代表は、日本との観光事業が中国に続く規模を誇ると説明、引き続き良好な関係が続くことに期待している。

イチロー選手がシアトル・マリナーズに在籍時は、多くの日本人観光客が訪れたが、その後は苦戦の様子も伝えられている。一方、地産地消の概念や自然との共存などを盛り込んだ生活様式を指す「スローライフ」注目されていることもあり、ノースウエストの魅力を伝える取り組みに力を入れている様子も伺える。

(N・A・P)

N.A.P. Staff
北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。