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ワシントン大学日本語・日本文学プログラム 外務大臣表彰受賞

7月17日、平成30年(2018年)度外務大臣表彰受賞者が発表された。シアトル地域からは、ワシントン大学シアトル校のアジア言語文学科日本語・日本文学プログラムが選ばれた。

同プログラムは、1910年に日本古典文学コースとして開講。以来、当地における日本研究の長期的な発展と拡大に長年にわたり貢献してきた。古代から現代までの日本文学作品や日本語学を学ぶ同プログラムでは、地元コミュニティーへの日本文化発信にも熱心に取り組む。ワシントン大学構内の桜の開花を祝う「さくら会」など、さまざまな行事を通して日本とシアトル地域との架け橋になっている。

外務大臣表彰は、国際関係の分野で活躍し、日本と諸外国との友好親善関係の増進に貢献をする個人や団体の特に顕著な功績を称え、その活動を広く社会に広めることを目的にしている。今年度は全世界で、個人では205、団体では49の表彰があった。

北米報知社ゼネラル・マネジャー兼北米報知編集長。上智大学経済学部卒業後、ハイテク関連企業の国際マーケティング職を経て2005年からシアトル在住。2016年にワシントン大学都市計画修士を取得し、2017年から現職。シアトルの都市問題や日系・アジア系アメリカ人コミュニティーの話題を中心に執筆。