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たんぽぽの会 親睦と福祉活動続けて

タコマ地域の日系婦人会「たんぽぽの会」の恒例の親睦会が2日、同市内アジア太平洋文化センターで開かれた。

ピュージェット湾周辺に設立された日系婦人会の多くが今年は節目の年を迎えており、たんぽぽの会は発足30 周年を迎えた。タコマ地域に米軍基地があることから、日本からの国際結婚移民者が多く、徐々に会員数を増やし一時は300 人から400人に達するなど盛況を誇った。現在は会員の高齢化と若い会員の不足といった課題を抱えるが、ボーリング、折り紙、歌といった会員親睦や、地元社会への福祉活動、日本祭り関連行事への参加などを積極的に行っている。

トース裕子会長は、発足時の主旨を忘れずに、慈善活動や会員親睦を継続していきたいとの抱負を語った。

親睦会では約170人が参加。地元日系婦人会有志に加え、シアトル日系人会のつちの・フォレスター共同会長、敬老ノースウエストのジェフリー・ハットリCEOらも出席した。食事に続き、舞台演芸、ラッフルなど明るく和やかなイベントとなった。

(記事・写真 = 佐々木 志峰)

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。