ターキー・キムラ氏が永眠
ブルース・リーと交友
日系2世の武闘家、ターキー・キムラさんが1月7日、カリフォルニア州の自宅で逝去した。享年96歳。
ワシントン州クララムベイで生まれたターキーさんは、故ブルース・リーの一番弟子として知られ、リーが他界するまで2人の親交は続いた。
30代半ばのターキーさんが当時18歳だったブルース・リーと出会ったのは1959年。リーが独自に発展させた武術、ジュンファン・グンフー(ブルース・リー流中国拳法の意)の指導拠点となる道場、振藩國術館の創設に深く関わり、直弟子としてリーを支えた。その後もリーの結婚式でベストマンを務めるほど、2人の絆は深かった。ターキーさんは、リーの葬儀の際も出棺時に棺を担いでいる。
ターキーさん自身も、ブルース・リーが出演した映画やドキュメンタリー番組などへ多く出演している。
(シュレーゲル京 希伊子)