南米の一部の国を中心に感染拡大が懸念されているジカ熱に関し、オレゴン州保険医療局は同州から今年初の感染者が出たことを発表した。
同局によると、感染した女性は海外滞在先から帰国したあとに発症。すでに治療を受け回復し、感染拡大の心配はないという。感染例はオレゴン州では2014年から4件目となる。
1日付のKIRO7によると、米国内ではこれまでに11州で感染者が確認されている。いずれも海外訪問後に感染が分かった。ワシントン州では感染例はないという。
「ジカウイルス」を持つ蚊に刺されることで感染するとされるが、稀な例として、性的接触による感染が今月初めにダラスであったことも穂報じられている。日本の外務省も感染症危険情報としてウェブサイトで紹介。詳しくはhttp://www2.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/pcinfectioninfo.asp#danger まで。
(N・A・P)