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I―405課金レーン 夜間、週末に無料開放

イーストサイドの主要交通路となるI ―405で実施されていた課金レーンについて、ワシントン州交通局は15 日、課金レーンの平日夜間、週末終日を一般路線と同じく開放すると発表した。

18 日からすでに実施され、平日午後7 時から午前5時、週末と主要祝日6日が無料レーンとなる。

課金レーンは慢性的な渋滞問題の解消の一手として昨年9 月にベルビュー―リンウッド間で開始。短時間での通過が可能となったが、最大約10 ㌦の料金設定に加え、一般レーンが減ったことで地元の短区間利用者へのしわ寄せが厳しく、渋滞の更なる悪化が問題視されていた。

今回の変更と共に、路線の一部で路肩部分にレーンの増設を計画するなど、引き続き改善が図られる。

17 日付のシアトル・タイムズ紙電子版によると、最近の民間交通調査では、シアトル地域は全米で6番目に交通渋滞がひどいとの報告があった。

また雨季を終える春を機に、当地における交通工事が活発化する。I―5 ではエベレット北のメリーズビル付近で

南行きで車線減、また7月、8月にはタクウィラーフェデラルウェイ区間で南行きが2車線運行となり、休暇などで交通利用が高まる可能性がある中、計画を持った運転が呼びかけられている。

(N・A・P)

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。