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金光教シアトル教会 元教会長 湯浅道廣氏が逝去

金光教シアトル教会で教会長を務めていた湯浅道廣氏が、7月8日に95歳で亡くなった。湯浅氏は、1925年香川県牟礼町(2006年に高松市に編入合併)生。高校卒業直後に、第二次世界大戦ビルマの戦いで日本兵として従軍。終戦後は、金光教の牟礼教会長だった父親の影響もあり、金光教を学び、1955年にサンフランシスコへ渡米して米国布教を始めた。2019年に他界した妻紀佐と、1952年に長男サチオ、56年に次男タカシ、58年に長女ダイアン、62年に三男エディーを儲け、家族で布教地を巡った。1965年、前任の松井文雄氏に代わってシアトル教会の教会長に就任。2018年にロバート・ジュリエッティ現教会長氏へ引き継ぐまでの53年間に渡って、パシフィック・ノースウェスト地域での布教に努めた。湯浅氏の告別式は、7月24日(土)午前11時から、Zoom上で開催される。

詳細は金光教シアトル教会のホームページ(https://www.konkofaith.org/konko-church-of-seattle/seattle-church-news-updates)。湯浅氏への供花、玉串料は、金光教シアトル教会まで。

(N・A・P)

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。