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食と衣、日本文化の要 着物、懐石料理を紹介

日本の着物と食文化を紹介するコラボレーションイベントが7日にパイクプレースマーケット内で開かれた(写真英語1面)。着物姿での参加者が多く見られ、懐石料理人の俵裕和さんによる懐石昼食、着物コーディネーターの鵜川有さんによるプレゼンテーションを通じ、食と衣による日本文化の紹介が行われた。

現在はパイクプレースマーケットで懐石料理紹介イベントを開くなど、日本食紹介の活動を続けている俵さんは、2月に日本料理アカデミーによる第5回日本料理コンペティション決勝大会に出場した。14日には同大会の報告もかねて京都人会と懐石昼食会を開く。

鵜川さんは2011年に秋祭りに参加以来、和み茶室、日本庭園、シアトルアジア美術館などで着物イベントを開いている。

当日は現在 KOBO at Higo で展示会を開いているろう染め工芸家の細田あずみさんも参加。細田さんの作品展は5月14日まで行われている。

(英文記事=ニコラス・ターナー)

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。