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第 57 回海外日系人大会 10 月東京で開催 「 21 世紀の日系人像」をテーマ

毎年恒例となる世界各地の日系人、在留邦人が一同に介する海外日系大会が1024日から26日に東京で開かれることが発表された。日系人、政府、皇族関係者との交流、意見交換の場となる。テーマは「21世紀の日系人像」。

海外日系人協会主催による大会は今年で57回目を迎える。「海外在住日系人が日本で一堂に会し、居住国の実情を相互に認識しあい、あわせて国際交流、国際理解、国際親善を深め、世界の対日理解の促進と強化を図る」のが目的となる。1世紀を超えた日系移民の歴史と共に変化する世界各地における日系人の姿を模索、大会宣言で日本社会に「日系人の主張」をアピールする。

会場は東京の憲政記念館とJICA市ヶ谷ビルとし、24カ国から約200人の参加を期待する。プログラムは講演会や皇族臨席による交流会、日系人国際シンポジウム、政府主催レセプション、オフィシャルツアー、全体会議など3日間にわたり予定されている。

参加費は一般が1万円、学生らが5千円。申し込み締め切りは10月7日。

近年は海外日系社会の文化や伝統紹介にも注目。昨年に大きな盛り上がりを見せ国際日系歌謡大会は好評を受けて、継続開催が決まった。23日にプレ・オープニングイベントとしてTOKYOFMホールで開催される。

国際歌謡大会への参加、観覧は無料となる。9月4日締め切りの申込から、15人から20人が大会出場者に選ばれる。上位者へは賞金、特別賞が用意されている。

各大会詳細や受付は海外日系人協会ウェブサイト www.jadesas.or.jp、もしくはtaikai@jadesas.or.jp、(8145―2111781まで。

(N・A・P)

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。