山梨郷友会の新年会が、2月15日にインターナショナル・ディストリクトにあるジョイエル・シーフード・レストランで開催された。山梨県に縁のある人たちが集まる同会は、1920年頃に発足。現在の会員数は14名で、年に1度、新年会を機に集う。当日は、幹事の有野美代子さんの司会で始まり、代表の岩井恵子さんが会計報告を行ったほか、転居や体調不良等の理由で参加できなかった会員宛てに寄せ書きが作られた。また、会の目玉であるコース料理では、銀ダラなどを使った豪華な中華料理が振る舞われ、会話を楽しみながら和気あいあいとした食事会となった。終盤には毎年恒例のゲーム大会も始まり、景品獲得を目指し、参加者一同盛り上がりを見せた。
発足から約100年が経つ同会は、会員の高齢化が進んでいるものの、会員同士のつながりは非常に強い。今回の新年会では、菓子や総菜、花の鉢植えといった手土産を他の会員向けに持参する参加者が多く、同会の絆が感じられた。毎年、山梨県知事から新年の挨拶も届く。会員は帰省時に県庁訪問を行うなど、山梨県との直接的な交流を大事にしている。
（小川祐理子）
