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今年は遅咲き、日本桜開花

週明け晴れ間がのぞいたシアトル地域だが、また週末にかけては降雨が予測されている。例年季節を迎える桜の開花は、今年は天候の関係もあり遅れているようだ。シアトル市内各所の桜名所を見てみると、21日現在でインターナショナル・ディストリクトの神戸テラス公園では、花を咲かせているのはまだわずか(写真)。日本から米国への初の桜寄贈から100周年を祝い植樹された、ビーコンヒルのジェファーソン公園にある桜はつぼみが大きくなっているが開花に至っていない。
ワシントン大学の桜は26日に開花のピークを迎えるという。レイクワシントン湖畔やボーイングフィールド沿いの八重関山の開花はまだまだ先となる見込み。気温華氏50度を超える日々となり、シアトルセンターにある「天皇陛下の桜」は、31日に開かれるワ州日本文化センターのトモダチ昼食会に合わせて満開となるだろうか。(写真 = 佐々木 志峰)

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。