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シアトル市長選候補者が 和みティーハウスで討論会

文:室橋美佐

キング郡アジアン・パシフィック・アイランダー(API)フォーラム主催のシアトル市長選討論会が6月22日にインターナショナル・ディストリクトにある和みティーハウス(Nagomi Teahouse)で開催される。

今年11月に実施されるシアトル市長選には、6月14日現在で21名の候補者が出馬を表明している。APIフォーラム主催の討論会には、日系三世で現ワシントン州上院議員のボブ・ハセガワ氏をはじめ、元市長のマイケル・マクギン氏や民主党ワシントン州代表のジェシン・ハレル氏など10名の候補者が登壇する。協賛メディアからの質問が各候補者へ投げかけられる他、一般参加者との質疑応答も行われる予定。

北米報知社も、協賛メディアとして参加する。シアトル市の住宅政策や建築物高さ制限の緩和などについて、同社からも各候補者へ質問が投げかけれる予定。

今年の市長選は、当初、現市長エド・マレー氏が再選を目指して2月からキャンペーンを展開していた。しかし、1980年代に当時15歳の未成年だった少年に性的虐待をしたとして被害者から訴訟を起こされ、マレー氏は5月10日に出馬の意向を取り消していた。

討論会は一般公開される。詳細は、フェイスブックのイベント情報ページ(http://bit.ly/2t3ED3K)で更新されている。

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。