日系人文学の先駆けの1 つとされるジョン・オカダ著の小説「ノー・ノー・ボーイ」に関するシンポジウムが3月12日に開かれる。小説の背景にある第二次世界大戦中の日系人収容所で行われた忠誠質問の意味、その後の収容所における分裂や日系社会の成り立ちなどを含め、専門家たちが語り合う。
同イベントはカリフォルニア大学ロサンゼルス校アジア系米国人研究学部のプログラムの一環として行われ、当地日系団体も共催する。ツールレイク委員会のマーサ・ナカガワさん、日系史専門家のロジャー・ダニエルズ教授、ジャーナリストのフランク・アベさんらが出席する。
会場はワ州日本文化市民会館で午後2 時から4 時まで開かれる。詳しくは ( 3 1 0)825―2974、もしくは www.suyamaproject.org。まで。
(N・A・P)