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JAL国際線に吉野家の牛丼ほか新機内食登場!

日本航空(以下JAL)の国際線では、9月1日より秋の機内食メニューを一新。また、ビジネスクラスにおいては、人気ブランドとコラボレートした新アメニティーキットの提供を開始した。日本からの空の旅がますます楽しみなものになりそうだ。

JALはこれまで「空の上のレストラン」と銘打ち、「機内食の枠を超える機内食」の実現に挑戦してきたが、この秋、日本発の便で新メニューが登場。国際線プレミアムエコノミークラス、エコノミークラス対象「JAL KITCHEN GALLERY ~若き料理人たちによる機内食~」では、5名の若手監修シェフを迎えた。新たに参加するのは、フランス料理の山本紗希シェフ(コンラッド東京)や日本料理の田中祐樹シェフ(伊勢すえよし)など。秋の新メニューを担当するのは、フランス料理の赤井顕治シェフ(AKAI)と中華料理の立岩幸四郎シェフ(Wakiya一笑美茶樓)だ。また、到着前には、厳選した食材を使用し、創業120年の吉野家の牛丼を空の上で再現する「AIR吉野家」を提供。だししょうゆ入り溶き卵付きと、手が込んでいる。

ビジネスクラス用の新アメニティーキットは、日本発の便にはMAISON KITSUNÉ(メゾンキツネ)、そして日本到着の便にはBEAMS(ビームス)が手がけたものを用意。MAISON KITSUNÉは、日本人の黒木理也(まさや)氏とフランス人のジルダ・ロアエック氏によるパリ発の人気ブランドで、狐のロゴがトレードマークだ。ファッションブランドとしてだけでなく、音楽レーベルやカフェなども展開しているが、航空会社とのアメニティーキットの製作は今回が初めて。また、BEAMSは世代を問わず人気の高い、日本を代表するセレクトショップ。3カ月ごとに刷新されるデザインはベーシックでありながら遊び心の詰まったものになるという。アメニティー内容は歯磨きセット、耳栓、アイマスク、ティッシュペーパー、保湿マスク、リップクリームで、どちらのブランドも専用ポーチ付き。MAISON KITSUNÉのリップクリームは同ブランドのオリジナルデザインだ。

「JAL KITCHEN GALLERY ~若き料理人たちによる機内食~」は2020年8月31日までだが、「AIR吉野家」は2019年11月30日までの短期限定。なお、新アメニティーの提供期間は未定となっている。

(情報・写真提供:日本航空)

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。