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アラスカンウェイ高架 週間閉鎖、交通懸念大

シアトルの交通改善、改革が進められている。今月末からダウンタウンのウォーターフロントを走る州道99 号のアラスカンウェイ高架が、約2週間にわたり、南北両路ともに閉鎖される。新路となるダウンタウントンネル工事に伴うもので、シアトル交通の南北を走る主要交通に影響が出そうだ。

ワ州交通局によると、閉鎖は4月29 日から。1日平均9万台が利用する交通路で、2011年の工事開始から定期的に

実施される閉鎖では交通事情に大きな影響が出たことが明らかになっている。今回の長期閉鎖では更なる影響が懸念され、地元機関も期間中の交通状況を積極的に発信していく意向だ。

トンネル建設に使われている日立造船制の泥土圧シールド掘進機バーサは、修復後、作業を進めている。今回の閉鎖期間中はパイオニアスクエアのイェスラーウェイ付近を進む見通し。ワ州交通局によると、9 3 0 0 フィートの全工程中1455フィートを掘り進めた。全10 行程の2行程目にあたるという。

今回の高架道路閉鎖に関して、詳しくはwww.99closure. org まで。

(N・A・P)

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。