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虹のコーラス、35周年を迎える

日系コミュニティーの中で活動してきた「虹のコーラス」が、今年で活動35周年を迎える。1985年に石丸優子さんを含む11人で発足して以降、「日本の歌を通して、親睦を図り、社会奉仕に努める会とする」という会則の下、運営されている。第2と第3金曜日に日本人バプテスト教会で練習をしながら、1987年からはシアトル敬老ナーシング・ホーム、1998年からは日系マナーで毎月の演奏を行ってきた。各日系団体の新年会やさくら祭り、カワベ・メモリアル・ハウスでのクリスマス・パーティーなど、毎年4〜6回は季節行事に招かれ、コミュニティー内での活躍は多岐にわたる。

石丸さんは、60年代にシアトル留学し、戦後に渡米した最初の世代。日系3世、4世への世代交代にある中でコーラス・グループの継ぎ手はなかなか見つからず、一時は活動の終了も考えたという。しかし、メンバーに励まされ、今後も規模を縮小しながら活動を続けていくことが決まった。「活動のため、車で移動をするにも、家族に心配されます」と話す。活動当初、1世と一緒に歌った明治時代の歌や、昔の民謡のことを思い出すという石丸さん。「私どもには初めての曲ばかり。1世の方たちは父母のような存在で、たくさんの知識をいただきました。今は2世の方々と共に、日本、アメリカ、そして外国の歌などを、声を合わせて楽しく歌っております」と語る。      

(加藤良子)