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ワシントン州保健局よりCOVID-19ワクチン情報(9月24日)

ワシントン州居住者および就労者は、ビザ・ステータスや市民権、保険の有無に関わらず、対象年齢であれば誰でも新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンを無料で接種することができます。

【9月24日号のワクチンQ&A】免疫不全の人でCOVID-19ワクチンの追加接種が必要なケースは?

FDA(米食品医薬品局)ほか、予防接種の実施に関する諮問委員会、ワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州、ネバダ州が参加する西部州科学安全審査グループは、免疫力が弱まっている人に対して、ファイザー製とモデルナ製のmRNAワクチン3回目の接種を推奨しています。2回目接種後、少なくとも28日経ってから3回目の接種を受けてください。

追加接種が推奨されるケース
•腫瘍や血液腫瘍の抗がん治療を受けている
•臓器移植後に免疫系を抑制する薬を服用している
•過去2年以内に幹細胞移植を受けた、また、そのために免疫系を抑制する薬を服用している
•中等度または重度の原発性免疫不全症(ディジョージ症候群、ウィスコット・アルドリッチ症候群など)患者
•進行中もしくは未治療のHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染症患者
•高用量のコルチコステロイドやその他の免疫系を抑制する薬を服用している

中等度または重度の免疫不全の人は、ワクチン接種を受けていても強い免疫を構築するとは限らないとの研究結果があります。同じブランドのワクチン接種が難しければ、他ブランドのmRNAワクチンを受けても問題ありません。ジョンソン・エンド・ジョンソン製ワクチンの追加接種については、現状では推奨されていません。

ワシントン州保健局からのCOVID-19およびワクチン日本語情報
www.doh.wa.gov/Emergencies/COVID19/Japanese

ワクチン接種予約が可能な医療機関の検索はこちらから
https://vaccinelocator.doh.wa.gov

問い合わせ:COVID-19情報ホットライン ☎1-800-525-0127

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。