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ホームレス銃撃事件 容疑者10代少年逮捕

1月26日にSODO 地区で発生したホームレスへの銃撃殺傷事件の容疑者が1日に逮捕された。容疑者は13、16、17歳の兄弟だった。

3人は母親とともにセンチュリーリンクフィールドそばのホームレス集落で生活。報道によればドラッグ関連を要因とし、母親から事件現場へ送られたという。逮捕時は生活場所をセーフコフィールド近くに変えていた。

またワシントン州教育委員会は2日、保育園から高校までの「ホームレス」生徒数が、2 0 1 4―15年時で前年より9・1 % 増加、3万5千人を上回ったことを明らかにした。全学生数の3・3%に及び、09―10年時から62・7%と急増している。

多くがキャンプ場、フリーウェイ高架下などのホームレス集落、友人宅を生活拠点としており、留年や学校中退などにつながる大きな問題と指摘されている。住宅不足、価格高騰、就職難などさまざまな要因が考えられ、解決策が求められている。

(N・A・P)

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。