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敬老ノースウエスト、 日系マナー継続のための取り組みを発表

By 溝江暁子

4月9日、シアトルの日系アメリカ人シニアを支援する非営利団体・敬老ノースウエストの理事会長デイブ・カレン氏は、日系マナーの長期リース契約が確定したこと、また、元入居者の子息から580万ドルが寄付されたことを発表。これにより当団体は日系マナーと関連プログラムの運営を維持できるようになったと述べた。さらに、シニアケア業界で豊富な経験をもつ新理事就任を公表、サービスの向上や施策の見直しを行い、今後も日系アメリカ人の文化的遺産を尊重し、高齢者のニーズに焦点を当てたサービスを提供するとしている。

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。