1980年代まで本紙出版に使用されていた活版印刷機が、100字ほどの活字版と共に、当時のままの姿でアナコスタの活版印刷博物館(http://letterpressmuseum.org)に保管されていることが分かった。
1990年に北米報知社が、当時はシアトル市内に所在していた同博物館へ譲り渡したもので、同館が新たな引き取り先を探している。770キログラム程もあり、まだ実際に動かすことも可能だ。ウィング・ルーク博物館やワシントン州日本文化会館(JCCCW)へ譲る可能性も検討中だが、まだ決まっていない。なお、アナコスタの活版印刷博物館は、同紙英語欄につかわれた英語の活版印刷機も保管している。
この印刷機を、博物館で展示するだけではなく、実際に動かして何かしらの形で利用するアイディアも含めて、今後の可能性を検討中だ。同活版印刷機についての調査ボランティアや、印刷機の引き受けに興味のある読者は、編集部まで問い合わせを(community@napost.com)。