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シアトル鹿児島倶楽部 新年会 末次毅行会長が退任を表明

シアトル鹿児島倶楽部が、3月24日にレントンのレッドライオン・ホテルで新年会を開催した。山田洋一郎在シアトル総領事を含める総勢100名ほどが参加。「3月で新年会とは季節外れだが、1月に武士ガーデンで新年会をしていた1990年代に2年間重なって雪で延期になった。それ以来、開催は3月にしている」と、今年で創立112周年の長い歴史を感じさせる末次毅行会長の挨拶から始まり、恒例の酒薦樽鏡割り、11月に鹿児島市内で開催された広島県人世界大会への参加報告、同大会で鹿児島県知事から功労賞を受賞したケイ・ジャットさんへの表彰式、高齢会員の紹介などのプログラムが続いた。食事の後には、カラオケ大会で多くの会員が自慢の唄や踊りを披露するなど賑やかな宴となった。

最後に、長年に渡って会長を務めてきた末次毅行会長が、今年度で退任することを表明。現シアトル鹿児島倶楽部の歴史を次世代に引き継いでいってほしいとの意向を伝えた。

(室橋美佐)

北米報知社ゼネラル・マネジャー兼北米報知編集長。上智大学経済学部卒業後、ハイテク関連企業の国際マーケティング職を経て2005年からシアトル在住。2016年にワシントン大学都市計画修士を取得し、2017年から現職。シアトルの都市問題や日系・アジア系アメリカ人コミュニティーの話題を中心に執筆。