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JETプログラム帰国レセプションが開催

外国青年招致事業(JETプログラム)参加者の帰国レセプションが、11月8日に在シアトル日本国総領事館で行われた。JETプログラムは、世界各国から英語教師や国際交流員を誘致して日本各地へ派遣するプログラム。レセプションには、シアトル地域から同プログラムに参加した帰国者のほか、元参加者、シアトルの日系団体関係者らが集まった。冒頭に山田洋一郎総領事がスピーチを行い、同プログラムのさらなる発展への期待について述べた。そのあと、パシフィック・ノースウエストJET同窓会(PNWJETAA)のアダム・レッドヤード会長による挨拶と活動紹介が続いた。

レセプションにはJETプログラム同窓生の姿も多数。日本での思い出話で会場は盛り上がった

同プログラムは、日本の地方自治体などにおける外国語教育の充実および地域の国際交流の推進を目的とし、総務省、外務省、文部科学省、一般財団法人地方自治体国際化協会(CLAIR)の協力の下で実施されている。今年で発足から33年目を迎え、これまでに57カ国から5,700人以上が同プログラムに参加。2018-2019年度の参加者は、学校での外国語授業に携わる外国語指導助手(ALT)や、各地方公共団体で国際交流事業に従事する国際交流員(CIR)として活動した。

レセプションでは、同プログラムに参加した帰国者それぞれが日本での体験談を発表。「運転免許試験が難しかった」、「スーパーで品質表示シールを読みながら漢字を覚えた」など、日本滞在中の印象的な出来事を語った。

(小川祐理子)