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ジャパンフェア2018が開催

各日本食のエキスパートによるトークショー。右から加柴司郎さん(寿司かしば)、宮城幸子さん(日本酒スペシャリスト)、ブランドン・ティンさん(輝月ラーメン)

日本の伝統と今を紹介・発信するイベント「ジャパンフェア2018」が7月7日と8日、ベルビューのメイデンバウアー・センターで開催された。今年で3回目となった同イベントには、60以上の企業や団体が参加し、ブース出展や日本文化に関するステージ、セミナーなどを行った。

今年のブースには、福岡県の自然食レストラン、茅乃舎(かやのや)による「だしテイスティング」が初出展。同社が販売する野菜、煮干しなど複数のフレーバーの本格だしを準備し、配布していた。近年アメリカでも人気が広がる日本の調味料に、来場者は興味津々だった。

セミナー・ルームでは、シアトルに開校予定の「熱中小学校」が模擬授業を開講。同校は廃校となった学校を利用し、2015年に大人の学校として日本で開校以来、人の交流から地方創生を目指して今や計11校を展開する。「動画力」についての模擬授業では、「用務員」の堀田一芙(ほった かずふ)さんほか、動画制作会社であるヒューマンセントリックスの中村寛治代表取締役が「放送室担当」として講師を務めた(詳細は次ページ)。

今年初のセミナー、小説翻訳家のジェイ・ルービンさんと漫画翻訳家のザック・デビッソンさんによる「翻訳家対決」も注目を集めた。小説と漫画、それぞれ翻訳したものを見せ合い批判するという内容で、ユーモアを交えながら笑いのあるセミナーに。出席者からは「同じ英訳でも主語は誰と想定したのか、文章量はどうか、などの点で異なる英訳となるのを目の当たりにし、驚いた」との感想が聞かれた。

昨年に引き続き人気の日本酒セミナー、着物や武術の舞台など、日本のありとあらゆる物が集まったイベントであった。ベルビュー・カレッジで長年行われてきた「イーストサイド日本祭り(秋祭り)」を引き継いで2016 年に開始したジャパンフェア。両日とも朝から多くの来場者があり、大盛況のうちに幕を閉じた。

(小林真依子)

編集ライター。金融機関で勤務の後、留学のためシアトルへ。毎日の小さな「オモシロイ」を求めて日々シアトルを探索中。テクノロジーの町にいながらアナログを楽しむ関西人。