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年頭挨拶:在シアトル日本国総領事 伊従 誠

提供 在シアトル日本国総領事館

新年明けましておめでとうございます。

本年7月4日にアメリカ合衆国は建国250周年という大きな節目を迎えます。日米両首脳は、昨年10月に行った首脳会談において、米国建国250周年を共に祝い、日米の友好・交流関係を一層発展させていくことを確認しました。

この大きな節目の年に、FIFAワールドカップ2026が米国で開催されます。シアトル市内にあるルーメン・フィールドも試合会場の1つとなっています。このスポーツのビッグイベント、さらには米国代表チーム及び日本代表チームの活躍がこの節目に大きな花を添えてくれることを期待しています。

昨年は我が日本総領事館創設130周年に当たりました。当地ではイチロー選手の野球の殿堂入りが大きな話題となりました。10月には初の女性首相である高市首相が誕生しました。同月末には、ジアンフォーティ・モンタナ州知事一行が訪日し、東京のほか、姉妹都市関係にある熊本県を訪問されました。モンタナ州は、従前より石炭、小麦、牛肉の日本への輸出産地として有名ですが、今回の知事の訪日を通じ、地場産業育成の一環としてフォトニクス技術や量子技術などの先端技術の研究開発についても日本企業との間で積極的な意見交換がなされ、大変有意義な訪日になったと思います。本年も引き続き、当館が立地するワシントン州のみならず、モンタナ州及びアイダホ州と日本とのビジネス、経済的連携強化に取り組んでまいります。

政治・経済関係のみならず、文化・人的交流の重要性も論を待ちません。本年も、姉妹都市交流に係るイベントのみならず、次の世代を担う両国の中学生や高校生による相互訪問など、草の根レベルの文化交流が予定されています。当館としても、様々な機会に、日本の文化や日本事情を紹介し、ワシントン州、モンタナ州及びアイダホ州北部地域における対日理解を増進し、またこれら地域と日本の関係・交流がさらに深まるよう努力してまいります。

最後になりましたが、在留邦人の皆様の安全な生活を支援することは総領事館の最も大きな使命です。今後とも在留邦人の皆様への行政サービスの充実をはかるとともに、お役に立つ情報を積極的に発信してまいります。本年の皆さまのご健康とご多幸をお祈りいたします。

令和8(2026)年 元旦  在シアトル日本国総領事 伊従 誠

N.A.P. Staff
北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。