夏季五輪リオ大会も佳境を迎える中、女子バスケットボールの準々決勝が16日に行われ、日本代表は米国代表に110―62で敗れた。シアトル・ストームに所属する渡嘉敷来夢選手は14得点、前半は善戦したが後半で大差をつけられた。
予選はフランスなどランキング上位チームに3勝2敗と勝ち越した。得失点差の関係もあり、圧倒的な強さを見せる米国との対戦となったが、ランキングも16位と下位ながら、大会前に目標としたメダル獲得へ向けた充実の戦いぶりを見せた。
渡嘉敷選手は全6試合に出場。1試合平均約36分をプレー。平均17得点、6・3リバウンド、1・7アシストとチームをけん引した。平均得点は大会全体で16日現在で3位、リバウンドは10位となっている。
戦いを終え、渡嘉敷選手も所属チームに戻る。五輪終了後にWNBAのシーズンは再開され、ストームは26日にロサンゼルス・スパークスを本拠地に迎える。31日のダラス・ウィングス戦はジャパンナイトと銘打たれており、地元コミュニティーから多数の応援が駆け付ける。試合終了後には渡嘉敷選手との交流イベントも予定されている。
(N・A・P)