日米親善を目的とする日系人リーダーシップの2017年度プログラムが3日から行われている。全米各地の日系社会で活躍する日系関係者11人が参加、東京と石川県を訪れ、政治、経済関係者と意見交換を図っている(写真英語1面)。6日には金沢で「文化で読み解くコミュニティ~日系アメリカ人の視点から」をテーマとした公開セミナーを行っている。
当地からはキング郡上級裁判所のパトリック・オオイシ判事が参加。オレゴン州からは同州最高裁判所のリン・ナカモト判事が参加している。同プログラムは日本の外務省が実施、米日カウンシルが運営。同プログラムは2000年に始まり、これまで186人が参加している。
外務省は、日系人の歴史的経験や現状の理解促進と、参加者が日本の政治、経済、社会、文化の実状に触れ、両国間の親善やネットワーク構築を図ることを目的とする。当地からは03年度プログラムから毎年代表者が参加している。
過去参加者は、キップ・トクダ氏(故人)、ロン・マミヤ氏、ローリ・マツカワ氏、シャロン・富子・サントス州下議、イレイン・イコマ・コ氏、ハロルド・タニグチ氏、トム・イケダ氏、ジル・ニシ氏、ジョン・オカモト氏、フィリス・キャンベル氏、マーク・ミツイ氏、ケリー・オギルビー氏、ブラッド・ミヤケ氏、リン・ハシモト氏、ブルース・ハレル市議。