Home イベント情報 9月にシアトルで日米草の根...

9月にシアトルで日米草の根交流サミット開催

第28回日米草の根交流サミット2018シアトル・ワシントン州大会が、9月18日から24日にかけて開催される。日米草の根交流サミットは年に1回、国際草の根交流センター(CIE)が日本とアメリカで交互に開催している約1週間の交流イベントで、ワシントン州で開催されるのは今年が初めて。ワシントン州日米協会がホスト役となり、在シアトル日本国総領事館やワシントン州内の各市役所などが協力をする。CIEは、ジョン万次郎と彼を救助し米国で教育の機会を与えたウィリアム・ホイットフィールド船長やその子孫たちの友情を原点に、日米市民の相互理解と親交を促進する非営利団体だ。

同大会へは日本国民なら誰でも参加できる(有料)。すでに135名以上の参加者が決まっており、シアトル、ベルビュー、バション・アイランド、モーゼス・レイク、タコマ、ポート・タウンゼンドなどワシントン州内でホームステイする。「ワシントン州の魅力を日本からの訪問者へ伝える素晴らしい機会。さまざまな経験を通して素敵な思い出を作ってもらいたい」と、ワシントン州下院議員で同大会の共同議長をしているシャロン・トミコ・サントス氏。「短いホームステイ体験でも、一生ものの親交につながるはず。そうしたことの積み重ねが、日米2国間の友好関係を築くことになる」と、同じく共同議長のテイ・ヨシタニ氏も続ける。

9月23日には、レントンにあるハイアット・リージェンシー・レイク・ワシントンで同大会閉会式が行われ、KING5でニュースキャスターを務めるローリー・マツカワさんが司会を務める予定だ。同大会では、現在、ホスト・ファミリーを募集している。大会についての詳細は、ワシントン州日米協会のウェブサイトから参照できる(https://jassw.info/Grassroots2018)。

北米報知社ゼネラル・マネジャー兼北米報知編集長。上智大学経済学部卒業後、ハイテク関連企業の国際マーケティング職を経て2005年からシアトル在住。2016年にワシントン大学都市計画修士を取得し、2017年から現職。シアトルの都市問題や日系・アジア系アメリカ人コミュニティーの話題を中心に執筆。