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近隣活性化プロジェクト 市で助成、説明会実施

シアトル市の地域課は地域活性化を図るネイバーフッドマッチングファンド・プログラムを実施する。今月に各所でプログラムを紹介するワーショップを開催する。

同プログラムはコミュニティーメンバーによるリーダーシップにより計画された事業を支援。地域文化祭や施設改善、公共芸術や若者の活動支援など、コミュニティー構築のために活動する地域グループに最大で2万5千㌦を助成する。

コミュニティーの改善や事業を通して、より連帯のある健全な地域づくりに貢献していくことを目標にしている。

ワークショップは市でも注目と人気を集め、小規模かつシンプルな事業に興味を持つ地域グループに対して開催される。ワークショップではネイバーフッドマッチングファンドの概略や助成事業の特色、応募の過程や必要条項などを説明する予定。

日程は本日、マウントレイクコミュニティーセンター、9日にレイニア・バレーのセントロ・デル・ラ・ラザ、18日にフィニーリッジのフィニーネイバーフッドセンターで開かれる。それぞれ午後6時から8時まで。

プログラム応募の締め切りは912日月曜の午後5までとなっている。詳しくはhttp://www.seattle.gov/neighborhoods/programsand-services/neighborhoodmatching-fund/small-and-simpleprojects-fundまで。

(大間 千奈美)

北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。