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バラード、ウエスト・シアトルへのリンクライトレール路線延長計画始動

サウンドトランジットと連邦公共交通局は、リンクライトレールのバラード及びウエストシアトルへの路線延長に関するインターネットによる意見募集の開始と、意見交換会の開催を発表した。

2016年に住民投票で可決されたサウンドトランジットの交通開発計画には、上記2カ所以外にもエバレット、タコマ、レドモンドなどへの路線延長や、リンウッドからベルビューを経由してビュリエンを結ぶ高速バス路線の新規開設も含まれる。この計画全体で約538億ドルの予算が必要とされ、主に税金、社債、連邦助成金などで賄われることになっている。ウエスト・シアトル―バラード間の路線は全長約12マイルで14の駅を含み、ウエスト・シアトル―ダウンタウン間の開通を2030年、ダウンタウン―バラード間の開通を2035年に予定している。

サウンドトランジットは住民との意見交換会で、住民投票の際に提出されたルート案のほか、高架新設、地下トンネルの各案に関して賛否を問う。環境影響報告、事業計画への意見も集め、今後の発展のために利用するとしている。意見交換会はウエスト・シアトルで2月27日(水)午後6時から8時半(Alki Masonic Center:4736 40th Ave. SW., Seattle)、バラードで2月28日(木)午後6時から8時半(Ballard High School:1418 NW. 65th St., Seattle)、シアトル・ダウンタウンで3月7日(木)午後5時から7時半(Union Station:401 S. Jackson St., Seattle)に行われる。また、インターネットによる意見募集も2月18日から開始されており、3月18日まで受け付けている(https://wsblink.participate.online/)。

 

(窪田進一朗)

北米報知社記者インターン。2018年に早稲田大学卒業後、同年9月からシアトルに留学中。趣味のボディビルは大学在学中から続けており、シアトルで行われた大会にも参加し た。メディアへの就職を考え、北米報知社で修行中。