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福島県の魅力を紹介、福島県人会が桜祭りにブース

シアトル福島県人会は、4月8日から3日間にわたり開催された「第47回シアトル桜祭り」で、赤べこや起き上がり小法師など福島県の民芸品や工芸品、酒、観光の魅力などを紹介した。

シアトル桜祭りは新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年以降バーチャル開催が続き、3年ぶりに通常通り会場で催した。今年のテーマは「郷土展」で、参加した県はそれぞれの特徴や特産物をアピールした。

福島県人会ブースでは副会長のパトリシア・ヤマダさん(父が福島市育ち)、会員の池田真理ウィルソンさん(父が福島市在住)らがPRに当たった。子どもから大人まで、来場者には特に赤べこが大人気で、会員が赤べこの歴史、逸話などを説明。県庁から提供された観光案内も配布した。

新型コロナウイルス収束後に福島訪問を希望するシアトル市民は多く、福島のおいしい食べ物とおみやげの話題で持ち切りだった。池田さんが祭りの様子を福島民報社に伝えた。

※同記事は、池田真理ウィルソンさんからの北米報知社への情報提供をもとに、福島民報4月12日号から転載・一部編集したものを掲載。

N.A.P. Staff
北米報知は、ワシントン州シアトルで英語及び日本語で地元シアトルの時事ニュースや日系コミュニティーの話題を発信する新聞。1902年に創刊した「北米時事 (North American Times)」を前身とし、第二次世界大戦後に強制収容から引き上げた日系アメリカ人によって「北米報知(North American Post)」として再刊された。現存する邦字新聞として北米最古の歴史を誇る。1950年以前の記事は、ワシントン大学と北米報知財団との共同プロジェクトからデジタル化され、デジタル・アーカイブとして閲覧が可能(https://content.lib.washington.edu/nikkeiweb/index.html)。