デルタ航空は、10月27日よりシアトル-成田線において、エアバス社製の次世代型最新航空機であるA330-900neoの運航を開始する。同社は今後、さらに同機材34機を追加導入していく予定だ。
A330-900neoは、ファーストクラスに当たるデルタ・ワンスイート29席を始め、デルタ・プレミアムセレクト28席、デルタ・コンフォートプラス56席、メインキャビン168席の計281席。デルタ・ワンスイートとデルタ・プレミアムセレクトを採用した機材は、エアバスA350とボーイングB777に続き3機種目となる。エンジンにロールス・ロイス社の最新モデル、トレント7000を採用。座席当たりの燃費を従来よりも20%以上改善し、二酸化炭素排出量を削減している。また、同機はデルタ・フライト・プロダクツ社の開発した新しいワイヤレス機内エンターテインメントシステムにより、最新型高速インターネット接続技術の「2Ku」でiMessage、WhatsApp、Facebookメッセンジャーのテキストメッセージを無料で送受信することができる。
デルタ航空では11月より、国際線のメインキャビンにおいて新たにビストロスタイルの食事サービスも開始予定。搭乗時にはウェルカムドリンクとして、カクテル「ベリーニ」が楽しめ、食事は好みの前菜とメインディッシュを組み合わせられる。最新機種の乗り心地に加え、サービスの向上にも期待が持てそうだ。
(情報提供:デルタ航空、写真:テツ・リン)